トリュフ好きに捧げます。XOX【アメリカ】
数年前、サンフランシスコに行ったときの話です。
サンフランシスコのあのえげつなーい坂を道に迷い、何度も上ったり下ったりしました。もう、軽く登山でした。
へろへろになりたどりついたのは、イタリア人街。サンフランシスコは移民の町です。とってもインターナショナル。みんな夢を持ってがんばってます。まさにそんな縮図がこの「XOX(エックスオーエックス)」にもありました。小さなお店ですが、ここはトリュフ専門店。
オーナーはイタリア人ですって。ぜーんぶ、アナログすぎる手づくりでひとつひとつ作っているので、大きさはばらばら。でも、そこがさらにおいしそうなのです。
「トリュフのみ」にこだわるというのもショコラティエの気持ちが見えるよう。ものすごいたくさんの種類を少量多品種作っていて、これもあれも食べてみろと勧めてくれます。素敵なショコラティエです。
豪快に笑ってくれるこのおおらかなオーナーシェフの奥さんはフィリピン人、そして、お店のファンキーなお姉さんはイタリア人ですって。この街はほんとうにインターナショナル。みんなが一緒にいながら、自分や自国の個性は大切にしている。そこがサンフランシスコの魅力に思えます。サンフランシスコの風を運んでくれるチョコです。
今回なんとザクロのチョコ! 海外でよく見るあの女子度の高いフルーツ! 日本のザクロよりも甘くておいしいのですよ。これがまた。 自分へのプレゼントにも最高です。とがったところがない、手づくりならではのまろやかーーーーーーなチョコレートです。食べてほしいわー。ほんまに。
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チョコレートバイヤーみり
フェリシモでのチョコレートバイヤー歴25年以上、「チョコで世界中を笑顔にしたい」と世界各国のショコラティエをめぐり、数々のレアチョコを発掘。これまでに約500ブランド・約2,500種類のチョコレートを輸入販売した実績を持ち、その中でも日本に初上陸させたチョコレートは約250ブランド。チョコのストーリーを語らせたら止まりません! まだ知られていない素敵なチョコを紹介するため、今日も世界の果てまでチョコ探し!
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