チョコレートバイヤーみり、初ブダペスト!(6)〈ブダペストで発見!ご当地スィーツ〉
ハンガリーのお話、まだ続いています。(前回のお話はこちら)
ブダペストにはまだ未知のものがいっぱいありました。
例えばこれ!
クルトシュ。
日本では神戸に一軒あるんです。専門店が。前から「なんだこのお菓子は?」と思ってたんですが、まさかブダペストで正体がわかるとは。
町の中のいたるところにスタンドがあるんです。こんな感じで。
たこ焼きの屋台のように、その場でくるくると棒に巻きつけて、オーブンで焼いています。屋台にしては大掛かりだと思いませんか? なんでこれを選んだのか?
まるで、キッチンペーパーのロールほどもある大きさで、焼きあがったら砂糖とかナッツをトッピングします。
焼きたては外がパリッと中がちょっとしっとりしてるんだと思う。
しかし。
でかいっ。
ちょっと街角で食べるサイズではないっ。
私もホテルで食べました。
そう、その味です。(笑)
他にもありました。
ラーンゴジュ。 揚げパンです。これも屋台でその場で揚げています。
味は土台の揚げパンがおいしい。上はサワークリームとチーズです。
かなりの高カロリーです。(笑)
観光地には必ずある感じ。恐ろしい食べ物です。
そのほかにも市場ではこんな素朴なお菓子がいっぱい。
100g210フォリント。大体100円しない。
しかし、ちゃんとその国らしさが残っていることが何よりも素晴らしい。
いつまでもブダペストのお菓子はブダペストのお菓子であり続けてほしい。
そう思うのであります。
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チョコレートバイヤーみり
フェリシモでのチョコレートバイヤー歴28年。「チョコで世界中を笑顔にしたい」と世界各国のショコラティエをめぐり、数々のレアチョコを発掘。これまでに訪ね歩いたショコラティエは34カ国約400件。約590ブランド・約2,900種類のチョコレートを輸入販売した実績を持ち、その中でも日本に初上陸させたチョコレートは329ブランド。チョコのストーリーを語らせたら止まりません! まだ知られていない素敵なチョコを紹介するため、今日も世界の果てまでチョコ探し!
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