サンフランシスコのあのえげつなーい坂を道に迷い、何度も上ったり下ったりしました。

ケーブルカーがないとどないもこないも。

私は車の免許を持っていないですが。この駐車場の傾斜はいつ転がってもおかしくないと思います。

サンフランシスコには年とったら住めないです。私は神戸に住んでいるんで、坂にはそこそこ慣れていますが。わけが違う。

もう、軽く登山でした。へろへろになりたどり着いたのは、イタリア人街。

サンフランシスコは移民の町です。とってもインターナショナル。みんな夢を持ってがんばってます。まさにそんな縮図がこのＸＯＸ（エックス オー エックス）にもありました。

小さなお店ですが、ここはトリュフ専門店。

オーナーはイタリア人ですって。ぜーんぶ、アナログすぎる手作りでひとつひとつ作っているので、大きさはばらばら。でも、そこがさらにおいしそうなのです。

「トリュフのみ」にこだわるというのもショコラティエの気持ちが見えるよう。ものすごいたくさんの種類を少量多品種作っていて、これもあれも食べてみろと勧めてくれます。素敵なショコラティエです。

豪快に笑ってくれるこのおおらかなオーナーシェフの奥さんはフィリピン人、そして、お店のファンキーなお姉さんはイタリア人ですって。この街はほんとうにインターナショナル。みんなが一緒にいながら、自分や自国の個性は大切にしている。そこがサンフランシスコの魅力に思えます。サンフランシスコの風を運んでくれるチョコです。

最高……。このいちごトリュフは日本人が大好きな。大好きな味ですよ！ 　いわゆるみなさんお考えの理想のいちごの生チョコレート。 自分へのプレゼントにも最高です。とがったところがない、手作りならではのまろやかーーーーーーなチョコレートです。食べてほしいわー。ほんまに。

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チョコレートバイヤーみり〈フェリシモ〉