日本初上陸！ ミュンヘンのショコラティエです。ミュンヘンも都会ですが、他のヨーロッパの国に比べたら、ショコラティエは少ない気がします。その中で出会ったのがこのマイスターヴェルクさん。

お店にはずらーーーーーっと、板チョコが並んでいます。とってもカラフルでスタイリッシュで、まるでなにかインテリアのお店のよう。

しかし。。。わが「幸福のチョコレート」のお客さまはあんまし。あんまし。板チョコには反応してくださらないので、困ったなーと思っていたら。ちゃんとボンボンショコラもありました。しかも！！！ こんなかわいいデザインで。

もっとコレ押したらいいのにーーー。と日本人ビジネスマンは思うんですが、マイスターヴェルクさんはシャイな感じで、お店の奥に行ってしまう。「あの～。このチョコがいいです。」って言いたくても本人いない感じ。ショコラティエではよくある光景です。
でも、シャイな職人さんもチョコについては饒舌（じょうぜつ）です。「あなたにとってチョコってなんですか？ 」とたずねると「ＢＩＧ　ＬＯＶＥ」と答えてくれました。ステキー。
一番初めに興味がわいたんですって、そして、チョコが無限の可能性があることがわかって、「お店に来るお客さまとチョコの味でコミュニケーションが生まれること」って。私はこの話とほぼ同じ意味のことを何度耳にしたことか。これぞ、ショコラティエがチョコの魔法にかかる道筋なんだと思います。
この話を聞いたときにこの方も素晴らしいショコラティエのひとりだと、たくさんはお話しなくてもひしひしと感じました。

そのマイスターヴェルクさんから、こんなに細やかなラズベリーとローズのチョコレートを送ってもらいます。ラズベリーブランデーを使ったガナッシュをダークチョコでカバーした大人の味。ハート形にぽっちり咲いたピンクのバラの花がかわいい。

マイスターヴェルク ラズベリー＆ローズ

マイスターヴェルク ミルクチョコ＆シャンパン

ミルク＆シャンパンのチョコレートも送ってもらいます。チョコの王道。真っ向勝負。

日本のみなさまとミュンヘンのマイスターヴェルクさんとのコミュニケーションがこのチョコで生まれます。彼のチョコに込めた表現を感じてくださいね。

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チョコレートバイヤーみり〈フェリシモ〉