バイヤー生活19年！ 一番完璧なチョコはシアトル・ミセス フランです【アメリカ】

私、チョコレートバイヤーみりと申します。いまさらですが、私１9年この『幸福のチョコレート』のチョコセレクトをしていますチョコ担当です。

言ってはなんですが、１9年という歳月に私はたくさんのチョコをじーっくり見てきたという自負も多少なりともあります。
最近よく「一番おすすめはどれか」と聞かれます。「えーーー。えーーー。どれもいいー。」と４分半ほど迷ったけど、最終的にはこのチョコを指差しました。それがこのミセス フランズ チョコレートの　ソルトキャラメルチョコです。
ミセス フランの代表作と言ってもいいと思います。

キャラメルと聞いていかにもアメリカのチョコレートを想像する人も多いのでは？ いや、いや、いや。全然違います。ミセス フランがキャラメルチョコを作るとこんなにも穏やかな味わいになるのです。最後に塩の感じが残り、味に奥行きがあります。

ミセス フランの塩ってすごいのです。グレイソルトとスモークドソルトキャラメルで使う塩は違うそうです。まずグレイソルトは　フランスのブリタニー海岸の塩です。　理由は　硬くって混じりけのない味なので柔らかいバターキャラメルとの相性がいいのですって。　スモークドソルトキャラメルは　イギリスのウェールズの塩をウェールズのオーク材で軽くスモークしたものだそうです。　それがクリーミーなミルクチョコレートとの調和がいいということです。　このスモークドソルトキャラメルをオバマ大統領がお気に入りなんですって。オバマさんお目が高いわー。
もう絶賛します。私のボキャブラリーでは褒めつくせません。

ミセス フランズ チョコレートは、ミセス フランがフランスに行ったときにチョコレートを食べてその繊細さに驚き、こんなチョコレートが食べたい、と始めたのがきっかけのブランドです。約30年前のアメリカには甘いだけのチョコレートしかなかったそうです。
ミセス フランは理想のために妥協しなかった。その意志の強さがチョコレートから感じられるほどミセス フランのチョコには隙がない。
ミセス フランはそのときの気持ちを今もずーっと持ち続けている人だと思います。

ミセス フランのチョコレートはたいへんていねいです。味はもちろん、パッケージもすべてにおいてチョコレートへの繊細な愛情を感じます。
ご本人にお目にかかって、やさしい笑顔とていねいで上品な接し方。ほんとフランのチョコレートに目鼻がついたような、まさにミセス フランズ チョコレートのお母さんです。こんな人になりたいと思うようなマダムでした。
日本のお客さまにこのようなメッセージをもらってます。
「私が愛したチョコレートをどうぞ、お召し上がりください。」うーーーん。コメントまでフランらしい。。。
ミセス フランはずっと手作りにこだわっています。それはきっとこの気持ちが薄れないようにとの思いだと思います。
ミセス フランが自分ですべて見て、食べて自信をもってお届けできるもの。それが今回お届けするこのチョコレートなのです。

総合点ナンバーワンチョコレート！ オバマ大統領もお気に入りのミセス フランズ チョコレートは一度は食べてみて欲しい、『幸福のチョコレート』バイヤーみりの自慢のチョコレートです。

ミセス フランズ チョコレート　ソルトキャラメル

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チョコレートバイヤーみり〈フェリシモ〉