長い間、ドイツに行きたかった。しかし、まったくショコラティエが見つからず、なかなか実現しなかったドイツ特集。質実剛健、大手工場は多いのですが、私が探すのはローカルチョコレート、家族経営を探してきたのです。世界第三位のチョコ消費国なので、きっと探したらあるはず。

長い間の夢がかなって、今回ドイツのチョコの勢ぞろいです。先進国最後の登場、期待が高まります。

まず、お邪魔したのがこのショコヴィーダ。なんと、「ウ」に「゛」ですよ。「ヴ」。私の小さい頃にはそんな文字なかった。

ヴと聞いたら、ドイツに行った気になってきました。

お店はハンブルクという美しい港町にあります。コンセプトはまさにそのハンブルクです、お店にはセーラーマンの絵や港の絵がおしゃれに飾られています。

男らしいチョコを作るのかと思いきや。なんとも、上品で繊細なデザインやお味です。びっくり。

夫のオリバーさん、奥さんのビイリッシュさん。そして、お母さんがお店番で、お父さんは配達。家族で経営されていて温かな感じです。オリバーさんに質問してみました。あなたにとってチョコってなんですか？ 「人生を変えてくれたものです。」ですって。ほんとうにチョコを大事にしている情熱を感じました。

そして、どうしてドイツにショコラティエが少ないのかも聞いてみました。ドイツにグルメブームが始まったのはここ10年ほどだそうです。だから、ショコラティエもこれからなんですって。しかし、すぐですよ。このレベルの高さと研究熱心はすごい。きっと、ドイツのチョコが世界の注目の的になる日も近いでしょう。

今回、ショコヴィーダさんから、その繊細な代表選手。ソルトミルクガナッシュを選びました。シンプルだからこそ、技術が光ります。この表面のレリーフを見てください。繊細だっていうのがわかるでしょう。ドイツの最先端を感じるのに充分なチョコレートです。日本初上陸！

ショコヴィーダ ソルトミルクガナッシュ

ショコヴィーダ　マジパン＆ジャンドゥーヤ

ドイツらしいマジパンを使ったものも選ばせていただきました。これはドイツらしいんです。他ではなかなか味わえないスペシャルですよ。

ショコヴィーダ　ハンジィ＆ブッチチョコスプレッド

ヨーロッパにインコとカナリアが輸入されてきたのはこのハンブルクの港だそうです。そして、子どもたちの代表的なペットなんですって。そしてインコには「ハンジィ」、カナリアには「ブッチ」と名前をつけるらしいです。日本でいうところのポチとタマみたいな。もちろん。パッケージもかわいいのですが、なんといってもその味がすごいんです。普通のスプレッドのおいしさではないです。はちみつが強く感じられて、人にプレゼントしても「コレどこで買ったの？ ？ 」って言われると思います。「日本で売ってないの～～～」ってもったいぶってくださいね！ 日本初上陸！

良かったらTwitterもフォローしてくださいね。最新レアチョコ情報を毎日つぶやいてます。

@chocochoco_miriさんをフォロー

Facebookも始めました。Twitterやってない方はこちらで「いいね！」お願いします。Twitterと同じ情報がリアルタイムで見られます。

チョコレートバイヤーみり〈フェリシモ〉