LOVE&THANKS基金のご報告(第2回目)
「幸福のチョコレート」の「LOVE&THANK基金」での支援について、NPO法人ACE(エース)さんからの御礼と活動報告についての第2回目です。(第1回目はコチラ⇒)
第2回は、「スマイル・ガーナ プロジェクトってなに?」どんなことをしているの?というお話です。
ACEさんでは、2009年2月から2014年8月までガーナで活動を実施し、4つの村でのべ250人の子どもを児童労働から救い出し、学校に通わせることができたそうです。また住民のみなさんも児童労働の問題を理解し、子どもたちを守るための村づくりを自分たちで行われるようようになりました。
ACEさんが住民を支援しているカカオ農園がどこにあるかと言うと…
これがアフリカ。
その中のガーナ共和国。
その中のカカオ農園の村々。ガーナ第2の都市クマシから車で3時間かかるそうです。
そして、2014年9月1日より、新たに4つの村で活動を開始しました。場所は、アシャンティ州アチュマ・ンプニュア郡というところです。
活動期間は2年間の予定。(2014年9月1日~2016年8月31日)。4つの村、「カロンゴ村、ジュレソ村、タノドゥマセ村、ンスオテム村」でも、現地のパートナーNGOとともに、これまでの経験を通じて、子どもが安心して暮らし、学び、遊べる社会を実現するための活動を行います。
【主な活動内容】
① 住民のボランティアグループ「子ども保護委員会(CCPC)」を組織し、児童労働が行われていないか見回ります。また、人身売買の被害を受けている子どもを保護し、心理ケアを行い親元に返すために必要な措置を行います。またその後フォローアップも行います。
② 通学していない子どもを見つけた場合は、家庭訪問を行って親に対して教育の重要性や児童労働の問題点などを伝え、子どもを学校へ通わせるようにします。就学が困難で支援が必要な家庭に対し、学用品を支給します。
③ 「子ども権利クラブ」を設立し、子ども自身が子どもの権利や学校、教育環境の質の改善などについて定期的に話し合い、解決策を提案することに取り組みます。
④ PTA・学校運営委員会の運営を支援し、住民が話し合い、協力し合って学校改善に取り組むようにします。
⑤ 「ファーマー・ビジネス・スクール」を開講し、カカオ農家の技術向上のためのトレーニングを行い、カカオの収量増加と農家の収入向上を目指します。
⑥ 相互扶助や小規模貯蓄・融資の仕組みを作り、カカオ農家や住民の家計を安定させ、教育への支出を促します。
⑦ 子どもや住民の健康を維持するために、定期的な健康診断や健康ワークショップ、国民皆保険への加入呼びかけを行います。
⑧ 学校でのイベントなどを通じ、子どもや親たちに児童労働の問題点と教育の大切さを知ってもらう機会を作ります。
⑨ 学校環境の改善や電気、道路などのインフラ整備について行政へ働きかけます。
とてもきめ細かいケアが行われているようですね。
では、次回は「私たちの基金はどんなふうにカカオ農家さんに役立っているの?」というお話です。お楽しみに!
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チョコレートバイヤーみり
フェリシモでのチョコレートバイヤー歴28年。「チョコで世界中を笑顔にしたい」と世界各国のショコラティエをめぐり、数々のレアチョコを発掘。これまでに訪ね歩いたショコラティエは34カ国約400件。約590ブランド・約2,900種類のチョコレートを輸入販売した実績を持ち、その中でも日本に初上陸させたチョコレートは329ブランド。チョコのストーリーを語らせたら止まりません! まだ知られていない素敵なチョコを紹介するため、今日も世界の果てまでチョコ探し!
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