赤いチョコだってあります! レアチョコです。
びっくりしません?
赤チョコ登場です。あの青チョコ・ケルノンダルドワーズの兄妹分なんです。
いや、日本から作ってって言ったわけじゃないんです。お店は違うんですが、このオーナー同士が仲よしで、よく一緒にセット販売しようとしてるそうです。でも、仲よしだけどお店はぜんぜん違うので、味わいも違います。ケルノンはさくさく香ばしい懐かしい味に対して、こちら赤チョコはオレンジ風味のアーモンドペースト、マジパンとプラリネを赤いチョコで包んだ高貴な味わいなのです。
そして、この白の上品なライン。見てください。おっしゃれー。繊維の町ショレにお店はあります。このハンカチはヴァンデ戦争のショレの戦いで戦死したヘンリー・ダ・ラ・ローシュ・ジャ・カ・ランと言う名の大将を記念して作られたそうで、彼は、戦争中に味方が簡単に自分のことが分かるよう、帽子と腕と首に3つの白いハンカチを巻いて戦っていた。そして、それが彼のトレードマークとなり、フランスの中でも有名な大将だった。しかし、1793年10月17日に戦死し、発見された際に白いハンカチが真っ赤に染まっていた。ショレの人々は、彼を忘れないために、ショレの特産品である織物を使い、その血に染まったイメージでハンカチをデザインした。今では、そのハンカチが繊維の町ショレの特産品として有名になっている。ちなみに製品名である”ムショワール ダ ショレ”とは、「ショレのハンカチ」という意味だそうです。
オレンジ風味のアーモンドペーストがヤミツキのおいしさ!!
ムシュワール ダ ショレ
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チョコレートバイヤーみり
フェリシモでのチョコレートバイヤー歴28年。「チョコで世界中を笑顔にしたい」と世界各国のショコラティエをめぐり、数々のレアチョコを発掘。これまでに訪ね歩いたショコラティエは34カ国約400件。約590ブランド・約2,900種類のチョコレートを輸入販売した実績を持ち、その中でも日本に初上陸させたチョコレートは329ブランド。チョコのストーリーを語らせたら止まりません! まだ知られていない素敵なチョコを紹介するため、今日も世界の果てまでチョコ探し!
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