金沢の時計職人が手掛けた 聖なる泉の翠色(すいしょく)に見惚れる腕時計〈ブラウン〉[時計:日本製]
お申し込み番号:532126
1個 ¥26,000 ( +10% ¥28,600 )
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ストーリー
着けたときの美しさに息を飲む、ジュエリーみたいな腕時計
日本職人プロジェクトではもうすっかりおなじみ、金沢にある手作り時計工房さん。こちらでは、文字盤の製作から針やフレームの取り付け、ベルトのコーディネートまで、すべての工程を手作業で行っておられます。それも、きちんとコンセプトにのっとり、物語や世界観をひとつの時計の中で表現。ただ時を刻む道具ではなく、アート作品のような完成度の高さを誇ります。
その完成度を支えているのが、アートディレクターの牛島孝さん。日本画家としても活躍する牛島さんのセンス、知識、技術があってこそ、小さな腕時計に無限の世界を閉じ込めることができます。日本職人プロジェクトメンバーも、全幅の信頼を置いている方です。
小さな時計に世界観を閉じ込める、アートディレクターの牛島孝さん。日本画家としても活躍されています。
新しい企画を立ち上げるときは、MOE、NISHIYAN、山猫の3人で工房を訪れ、牛島さんと直接打ち合わせをします。2022年秋の新アイテムに向けても、リーダーの山猫は事前にイメージマップを作成し、MOEも色見本を準備するなど、気合十分で臨みました。(色のこだわり王NISHIYANは、たくさん雑談をしながら色を決めました)
MOE、NISHIYANと共に、金沢の工房にお邪魔して打ち合わせの光景。ひとつひとつ細かい部分を詰めていきます。
MOEがリクエストしたのは、鉱石の「マラカイト」のような深い緑色。宇宙や大地の奥深く、時間も空間も次元が異なるような色を時計に表現したいと思っていました。イメージを伝えたところ、「緑ならこれがいいかもしれませんね」と牛島さんが提案してくださった文字盤は、まさに理想のグリーン。その色をさらに深くしてもらって、ブラウンのベルトを合わせて完成しました。
マラカイトのような神秘的なグリーンは、「溜塗(ためぬり)」という技法で表現。文字盤に純銀メッキを施し、その上に絵の具を含ませた筆で色を乗せていきます。一筆で仕上げるため、やりなおしのきかない作業。一つずつ丁寧に、牛島さんの手で色が乗せられていきます。
面積が広い分、濃淡がより楽しめるスクエアタイプ。針とフレームはゴールドをセレクト。
絵の具の濃淡が描き出すグラデーションは、同じものがふたつとない、世界にひとつの存在。今回はいつもより大きなスクエアの文字盤で、より濃淡のあわいが生み出す神秘的な色合いが楽しめます。絵の具の下に忍ばせた純銀メッキがほのかに光り、角度によって表情が異なるのも魅力です。
濃淡の出方で雰囲気が違うのが魅力。ほのかにきらめいて見えるのは、下地に仕込んだ純銀メッキのなせる業。※文字盤の色の濃淡やグラデーションは商品により個体差があります。 どの文字盤がくるかお楽しみに。
そのたたずまいは、深い森の奥にある、緑を映した泉。誰ひとり立ち入ることのない聖域のような水面を彷彿とさせます。静かに水をたたえたような文字盤に合わせたのは、森の木々を思わせるブラウンのベルト。素材はイタリアンレザーで、使い込むほどに色が深まっていきます。
スクエア×幅広ベルトがこれまでにないイメージ。ブラウンは肌なじみのいいカラー。
腕に着けてみると、発光するようにグリーンが輝いて、まるで宝石のよう。腕時計というより、バングルのような感覚に近いかもしれません。見ているときよりも実際に着けたときのほうがハッとするほど美しいので、ぜひこの驚きを体感してもらえたら、と思います。
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